HPL Processor
理想のヘッドフォンリスニング体験
もともと音楽用の音源の多くは、スピーカーを通して聞くと快適になるように作られています。ヘッドフォンで聞く場合は、どのようにして音源のミックスバランスを崩さずに本来の意図された音を再現するかが重要な問題です。HPL Processor はこの問題に真剣に向き合ったプラグインです。何かを加えて気持ちよくするエフェクターではなく、ヘッドフォンでも本来の良い音を忠実に正しく再生するためのツールです。このプラグインは、ステレオ音源やサラウンド音源をバイノーラル技術で処理することで、理想的な室内音響とスピーカーの定位をシミュレーションします。用いられるバイノーラル処理は、VR やゲームで用いられるものとは異なり、音楽用途に特化しています。これが意味するのは、できる限り元の音色を保ち、かつ位相の問題を極限まで減らすようにデザインということです。HPL Processor はあなたのミキシングに新たな視点を提供します。
数々の受賞歴を誇る、HPLバイノーラルプロセッサがDAWプラグインとして登場!
HPL® ︎は国内で研究開発されたプロ用のバイノーラル変換技術です。
「音楽のためのバイノーラル」とはどうあるべきかを追求した結果、最小限の音質変化、最小限の位相の問題、全方位に均一なパンニングを実現しました。
すぐれた音質が高く評価され、高音質ハイレゾ音源を制作や数々の受賞作品のミックスで採用されています。
2エディションから選択
3DX と HPL Processor
3DX は立体音響制作に必要な機能を広範囲にカバーしたオールインワンのプラグインです。一方 HPL Processor はサラウンド音源をバイノーラル変換する機能に特化したプラグインです。HPL Processor には 3DX のようなパンニング機能やアンビソニックスの機能、ダウンミックスやアップミックスの機能はありません。HPL Processor は機能は少ないものの、定位感や空間再現性といったサウンド面の精度がより高いという強みを持っています。もしあなたのプロジェクトが、サラウンドスピーカーの出力をバイノーラル変換するだけで十分な場合、HPL Processorをおすすめします。より広範な機能が必要な場合は、まず3DXを導入しましょう。ただし、より品質の高いバイノーラルミックスを作成するためには、一つのプロジェクト内で両方のプラグインを併用することが推奨されます。例えば、3DXを各トラックのパンナーとして用いながら、HPL Processor をマスタートラックにインサートすることでバイノーラル化するという方法が考えられます。